2020-01-01 微分の連鎖律(チェインルール) 機械学習 機械学習の誤差逆伝播法に出てくる微分の連鎖律が多変数になるとイメージしづらくなるので適当メモ。 1変数の場合 の時、 と置き換え、以下のように微分する。 多変数の場合(長くなるので具体的な計算は省略) である時、をで偏微分すると、 となる。 一般化すると、 で、の時、は、以下のようになる。 つまり、冒頭の合成関数の微分の積のような項がn個できるというわけですね。 説明 は「をほんの少し変化させた時に、がどれだけ変化するか」を表す。 また、を変化させるということは、当然の関数であるも影響を受けて変化する。 そのため、がに与える影響を加味したn項の総和が勾配となるのですね。